基本単語:up

"up"という単語の基本的な意味を以下にまとめます。項目名を覚える必要は全くありませんが、各項目とその例文を繰り返し音読することで"up"という単語が持つ意味のイメージを掴んでください。

1.完了(completion)

- Naomi has eaten all the chocolates up in a day.

(ナオミは、チョコレートを1日で食べ切ってしまった。)

- We're running out of the component because we've used up all the inventories.

(在庫を使い切ってしまい、部品を切らしています。)

2.上への動き・上の位置に関係する

- Could you lift the box up?

(その箱を持ち上げてもらえませんか?)

- I picked up the wallet on the 1st street.

(その財布を1stストリートで拾いました。)

3. 増える・良くなる

- This dressing is tasteless. I'll add some pepper to pep it up.

(このドレッシングは味がしません。ちょっとコショウを掛けみ
ましょう。)

- I hope that the economy will pick up soon.

(景気が直ぐによくなることを望みます)

4. のぼる

- He walks up the stairs in the office every morning.

(彼は毎朝、オフィスの階段を使います)

<参考図書>
English Phrasal Verbs in Use: Advanced

改訂合本 ネイティブの感覚で前置詞が使える





"日本語→英語"という翻訳プロセスを取り除き、英語だけで考えられるようにする第一歩として、"「に」や「で」といった(日本語の)助詞に相当する(英語の)前置詞は何だろう?"と考えることを止めること、が挙げられます。

私自身そうだったのですが、日本語を英語に翻訳しようとすると「日本語の助詞=英語の前置詞」と考えて文章を作ってしまうことが多いです。ですが、日本語は動詞を中心とした言語であるのに対し、英語は空間を中心とした言語である、ということを学んでから、この考えを捨て去ることが出来ました。

一例を挙げてみます。

We walked on the street.

簡単な文章ですが、日本語で言えば、「道"を"歩いた」です。しかし、この"を"に相当する英語が"on"だというわけでは全くないのです。日本語は、"を"という助詞が"歩く"という動詞に繋がっているのに対し、英語の前置詞"on"は、"the street"という名詞に繋がっているのです。

これが先に述べた「英語は空間を中心とした言語である」ということの端的な例です。on the streetは、"道という平面の上を"といった具合に空間の詳細を示しているわけです。別の例を挙げてみます。

We passed through the tunnel.

これは、"トンネルの中を通り抜けた"とトンネルという空間を突き抜けるイメージを表現しているわけです。つまり、「英語は、前置詞を用いて空間の詳細を説明している」ということができ、これは英語をマスターする上で非常に重要なポイントの1つになるので、是非、押さえて下さい。

<参考図書>
バーナード先生のネイティブ発想・英熟語

学習法(how to learn)

リスニングパワーの具体的活用法を紹介しますので、参考にして頂き、効果を最大限に体感してください。

*リスニングパワーは、約60分のCDが2枚で構成されています。

1. 通しで最低5回は聴く。

- 中級レベル以上の方は、テキストを見ず、とにかく聴くことに専念して下さい。最初の1、2回は、意識を集中して聞くことをお勧めします。"Listen carefully"です。内容が理解できないところのみをテキストで確認し、また聴き込みます。集中して聞き、ある程度内容が理解できると、3回目以降は、何か作業をしながら聴いたり、軽い気持ちで聞き流す感じでも、聞き取れる範囲・量が増えてきます。

- やる気に満ちているでしょうから、最初の1、2回は、まとまった時間をとり、一気に聴いてしまいましょう。2時間ぶっ通しは流石にしんどいと思うので、1枚のCDを30分ずつにし、4日で1回転のペースを目安にして下さい。


2. 5分〜15分/日のペースでいいので継続して聴く。 
*週に5回が目安

- 超多忙で、まとまった時間が取れない人へのメッセージです。1で書いたとおり本当は、集中して聴く最初の1,2回は、まとまった時間を取って頂きたいのですが、それが出来ない方は、少しずつでも継続してとにかく、2枚のCDを最低5回は回転させましょう。時間が取れて2回転させた方も、以後、5分〜15分/日のペースで継続して聞いてください。"the more you listen, the more your ears get improved."です。

- 最初に2回転させるのに8日、その後、15分/日のペースで聞き込めば、24日間で3回転させることが出来ます。つまり、32日間(約1ヶ月)で、いわゆる、英語耳の基礎が出来上がると言えるでしょう。そして、その基礎をベースに映画を見たりすることで、聞き取れていない英語の音も分かってきます。


3. 聴いた音を真似して口にする。

- これは、次のステップである発音にもつながるのですが、聞こえた音をそのまま口にしてみてください。口の形や舌の位置など、正しくない可能性もあるでしょうが、リズムやトーン、ポーズを意識して真似ることで、英語のリズムに慣れることが出来ます。ちなみに、リスニングパワーの開発者 Scott先生がどうやって日本語を習得したのか聞いたところ、「聞こえてきた音をとにかく真似した」と仰ってい
ました。ちなみに、是非真似して頂きたいトラック#は、以下の通りです。

リスニングパワーCD 1: #2, #8, #10, #12, #13,#18

リスニングパワーCD 2: #3, #4, #12

聴覚テストのようなピーッという音が聞こえてきたり、日本語の会話の上から英語の会話がかぶさってきたり、と他のリスニング教材には見られない内容を含んだリスニングパワーですが、"英語の最小単位の音"を知り、リスニング能力を向上させるために、非常に有効な教材ですので、この活用法を参考にしながら、是非実践してみてください。